技術開発ゾーン
技術開発ゾーン、またはテクノパークと呼ばれる区域では、企業のR&Dに関わる活動が優遇されます。主に、大学構内や大学の近隣に設立される工業ゾーンで、先端技術を活用した製品やサービスを産学協同で開発し、商品化することを目的として設置されています。
大学と協同研究する新興企業・個人発明家などの活動支援を目的とし、以下のインセンティブが提供されます。現在87の技術開発ゾーンが稼働しており、新たに114か所が認可され、建設中です。
- すぐに利用可能な事務所や研究インフラ設備の提供
- ソフトウェア開発など研究開発からもたらされる利益につき、2028年12月31日まで所得税と法人税が免除
- 技術開発ゾーン内で100%制作されたアプリケーション・ソフトウェアの販売に際し、2028年12月31日までVATを免除
- 技術開発ゾーンの調査、ソフトウェア、研究開発人員の所得は2028年12月31日まで所得税免除
- 社会保障費雇用者負担分の50%を政府が5年間にわたり負担。(2028年12月31日まで)
関連資材の輸入税、書類の印紙税の免除。

